すっとぼけの奮闘記

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川崎病の話③

長女、10ヶ月の頃に川崎病に罹った時のお話です。

川崎病の話① - すっとぼけの奮闘記

川崎病の話② - すっとぼけの奮闘記

↑こちらからの続きになります。

 

翌日。

入院させた事で、離れ離れの夜は寂しくもありましたが、やはり安堵感でよく眠れた自分に驚きでした!

疲れてたんですね~。

 

そして、病院通いの日々が始まります。

予定では2~3週間の入院、その後は検査をしに定期的に通院になると告げられていました。

 

急ぐ様に病院に到着。

11:00からの面会時間すぐでした。

病棟に入ると。

ベッドの柵を鷲掴み、ニコニコとお座りして看護師さんを見ている長女の姿!!!

叫びたいくらい安心しました!

ニコニコ笑顔、何日ぶりだろう!

 

熱はすっかり下がっている様でした(T_T)!

 

まさか、まだハスキーな枯れ声でベルトに縛り付けられている可哀想な姿か。。なんて考えていたので拍子抜け!

 

看護師さん達も、みなさん明るく優しい方ばかり。

「ニコニコしてくれんの~かわいいね~♡」

なんて言ってもらって。

夜中の起きた時も看護師さんがちょっと抱っこすればすぐに寝付いたとの事でした。

抱っこしてくれてたのか!!

私も、ここ数日で久しぶりに笑顔になれました。

 

長女は汗で髪の毛もベッタリ。

声は相変わらず枯れています。

そして、体中に点滴の水分がたっぷり入っている様で顔も体も全体的に浮腫んでいました。

オムツがパンッパンに膨らんでいたのですぐにオムツを変えました。

オムツの臭いも何だかいつもと違う。薬の臭いかな?

 

熱がずっと続いていたので、お風呂に何日も入っていませんでした。

看護師さんがタオルを持ってきてくれて体を拭き、お着替えをしたら少しスッキリとしました(* 'ᵕ' )

点滴が外れるまで、お風呂は辛抱です。

 

そして、先生の診察。

熱も下がり、元気も見えて来ているので明らかにグロブリンの治療が効いている、ステロイドの併用は無しで良さそうだとの事。

「とりあえずは、良かったですね!あとはゆっくりしてて下さい」

と、言って貰えました。

 

ホッとひと息と言った所でしょうか!!!

この後の入院中は、また熱が上がらない様によく様子を見て行く事と、

心臓エコーの検査、血液検査、
が中心となっていきます

後は、後遺症や再発が無いように祈るのみです。

 

その日は病院内のコンビニで昼食を買いましたが、前日に食べたラーメンよりもしっかり満腹になった気がしました。

同じ病室に4歳くらいの男の子が入院して来ました。

 

先生からの説明や、話し声も丸聞こえなので明らかに同じ川崎病だと分かりました。

しかも、なんだか重症な様子です。。。

「お家がいいよ」「保育園にいきたいよ」

「あたま痛いよ」「ママ帰らないで」

「一緒に帰るー!」
「ちゃんと歯磨きしたらお家に帰ってもいいー?」

心が張り裂けそうでした。

 

赤ちゃんが入院なんて悲しい!と、ばかり思っていた昨日今日。

4歳くらいの男の子が、いろいろな事分かってしまう事の辛さに衝撃すら覚えました。

 

私は、割と社交性はある方で公園とかでも知らないママ達と軽くお話し程度は出来ます。

 

が、お隣に同じ病気で入院して来た男の子。

流石に話しかけてみる気にはなれませんでした。( ´・ω・`)

 

夜はまた縛り付けの悲しいお別れかな?と、覚悟を決めていたのですが

「少しくらいなら20:00の消灯時間、過ぎちゃっても大丈夫ですよー寝つくまでいてあげてね」

と、言って貰えて寝かしつけてあげる事が出来ました。

 

消灯後、薄暗くなった病棟でオルゴールのミスチルの曲がずっと掛かっていました。

 

その後、何年もミスチルのオルゴールを聞くだけで胸がキュンとします。



 
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