ガン検診に行かないとなぁ。
ガン保険には入っていますか?
私も市から送られてくる検診の受診票が届いていた様な。。。
1年に何度かは頭を過ぎるんですけどね。
なかなか検診に足を運ぶってところまで気持ちが動きません。
母からは「ウチはガン家系だから」と言われ育ちました( ˊᵕˋ ;)
母方の祖父は胃ガンで亡くしましたし、母本人ももう20年程前になりますが子宮ガンで手術&抗がん剤治療で入院していました。幸い、再発もなく今は元気に過ごしています。
母方の祖父、その兄弟もガンで亡くなっている方が多い様で、
家系とか関係あるのー?と、半信半疑ながらも一応気を付けてないといけないな。と頭の片隅にあります。
祖父は胃ガン発覚の頃、余命一年とのお話で、しっかりと一年程で亡くなってしまいました。
それは、母の子宮ガンが一段落し、まだ数年の頃でした。
母の子宮ガンが見つかった頃、私はまだ高校を卒業したばかり。就職し、いざ社会に出ようとする頃。私は母と2人暮らしだったので、自分の事で手一杯の私を手伝いに田舎から祖父母が上京してきてくれました。
今思うと、祖父母の心情としてみれば娘のガン宣告なんて相当応えただろうな。
出来れば自分が変わってあげたいと思うんだろうな。。。
私も私でなかなか応えました。
母の着替えを持って通勤。
仕事帰りに病院へ行き、洗濯物を持って帰る日々。
会社の歓迎会で先輩からのいろいろな質問
「お父さん、娘が飲み会なんて心配しちゃうんじゃなーい?」
→「ウチ離婚していてお父さんいないんですー」
「じゃぁお母さんが尚更心配しちゃうね」
→「お母さん、今入院中でして。ガンで。」
「えー、じゃぁ大変だね!兄弟とかでお見舞い行ってるの?」
→「私一人っ子です。いや、小さい時に兄がいたようですが亡くなったので」
私はニコニコとしゃべっていましたが、さすがに最後に謝られてしまいました笑。
「なんかごめん!」
母は抗がん剤がとても辛そうでしたが、とにかく手術も成功し、予後もずっと問題なく、だんだん回復していくのが目に見えて分かりました。
なので私もそこまで辛くはなかったんですが、話だけ聞くとなんだか謝っちゃいますよね。
その数年後、祖父の闘病生活はやはり母の時とは違いました。
祖父はとても強いタイプ。私の物心着く前から巨漢でたくましいです。
見る見るウチに小さくなって行きました。
「あ、おじいちゃんが痩せてるのって初めて見たな」
亡くなったのは年末でした。
最後のクリスマス。
仕事帰りにお見舞いに病院へ行くと、ちょうど病院開催のクリスマス演奏会をやっていました。
部屋に居なかったので演奏会を見に行くと
細川たかしの北酒場
が演奏されていました。
祖父もか細く、口パクで
「きたーのー酒場どおりにはー」
と歌っているのが見えました。
涙が溢れだしてしまって、今だにそれ以来聞くといつもその時の祖父を思い出します。
一緒に見ていた母も仕切りに目を拭っていました。
北酒場、私の中で祖父との思い出の曲となりました。
そして、あれから10年以上がたったので私たち家族もガンがまた少し遠い存在になりつつあるかもしれません。
しかし、年齢を重ねたのだから前よりもっと気をつけなければいけないのは確か。
最近はガン検診もいろいろ簡単に出来る物が増えましたね!
先日、テレビでマンモグラフィーよりも痛くない簡単に出来る!と、言うのも見ました。
尿で分かる線虫くんのCMもやっていますよね。
(長男が気になっているCM、オレも線虫くんやってみたい(。・о・。)!)
血液検査でもチェック出来るんですね~。
いろいろ気になる。。
そして、ガン保険!
これってホントに難しいですよね。。
ガンになるのか、ならないのか!?
分からないけど入っていないと怖いし。
私の保険の特約はどんなだったかな?
見直さないといけない今日この頃。